概要
7月半ばに体調を崩し、流石に暑さ対策一切無しで乗り切れるほど甘い情勢ではないことを悟り、自分のライフスタイルを考慮した夏対策を実践してみることにした。
冷却方式毎の所感
主に3つのタイプがある。それぞれの方式の考察と、選んだ理由を紹介。
手持ちファン、ネックファン
- 小型の扇風機。小さいPCケースファンを手持ち、首巻き用の製品にしたものだろうか。
- レビューを見ていくと、むしろ熱風をより強く当てられることがあるらしく、音が目立つ製品もあるため、使い所が限られそうな印象。
- 冷却機構を付けたもの(ペルチェ素子を内蔵)などもあるようだが、amazonやヨドバシを調べる限り大御所のメーカーがそういった製品を作っていないことから、効果はお察し。
クールリング
- 常温で氷結する素材で作られているらしい。
- 場所を選ばず、見た目はマシではあるが、どれだけ冷却効果を感じられるかは疑問。
保冷剤ベルト
- タオル製のマフラーの中に保冷剤を仕込んで、首に巻いて使う
- 見た目はアレだが、保冷剤というわかりやすい冷却方式、熱風吹き荒れるようなところでも、音を気にするような場所でも使えるという点がメリット。
以上を踏まえ、ひとまず相対的にデメリットが少なく、効果が確実そうな保冷剤ベルトを試してみることにした。
実証条件
- 朝の通勤時の、最高気温が35度以上の日に使用
- 朝の気温は30度以上はあったはず
- 通勤時間は1時間強。徒歩20分強、電車40分くらい
肌見放さず付け続け、時間経過とともに感触や冷感がどのように変化するのかをレビューしてみた。
ネックタイプのアイスノンを実証
アイスノン ひんやり氷結ベルト
1個あたり900円ほど

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持続時間(保冷剤が溶け切るまで)
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1時間弱
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交換用の保冷剤も一緒に詰め込んで1時間強といったところ

保冷剤を2セット詰めた状態。首周りがキツくなるが、なんとか着けることはできる。
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感触
- 保冷剤なので外気に当たれば当然結露する。その結露した水が首元にまとわりつくので感触としてはいいものではない
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冷却効果
- 首の後ろだけは冷たくなる。最初の10、20分くらいなら、つけていないときよりも汗が若干抑えられている気はした。
- しかし保冷剤が溶け出してくると冷却効果は下がっていき、タオル地が首に接触していることも相まって、むしろ暑苦しく感じてくる。首の前側はぬるく、首の後ろはまだ冷たいといった感じ。
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総評
- 恒常的な暑さ対策としては不十分。首に巻くよりも手に持って、都度冷やしたい箇所に当てて冷感を得るのがいいと思った。
もっと冷却効果の高い方式を検討
保冷剤の別の方式として、背中や脇にあてがう製品があった。
ここから思いついたのが、通常の枕タイプのアイスノンをリュックに背負うようにする方式だ。
外出時は基本的にリュックなので、リュックの中か、背中に当たる部分にベルトなどでくくりつけることで、脱着が自然にできるのではと考えた。


普段使用しているリュックには、なぜか背中に当たる部分にスリットが空いていた。ここにぶち込むのが手っ取り早そうである。
サイズもアイスノンが都合よく収まりそうな穴あき具合であった。
NOTEこのリュックは2way仕様であり、手提げかばんにもなるよう、握る部分が付属している。そしてリュックの肩がけの部分の途中にバックルが付いている。
説明書がついていなかった為完全な憶測だが、このバックルを外し、肩紐の部分を収めるための隙間ではなかろうか?
肩紐を収めた状態 なのでもしかしたら他の2way、3wayバッグでも似たような隙間があって、同じような事ができるかもしれない
リュック+アイスノン方式の実証
実証条件は氷結ベルト時と同じ
アイスノン自体は1000円程度で入手した。
- 持続時間(保冷剤が溶け切るまで)
- 12時間
- 会社に到着してから9時間経過したあとでもまだ若干の冷たさが残っているほど。流石に帰宅途中には冷却感は消えてしまうが、持続性は絶対的に高いと言えるだろう。
- 感触
- ほぼ背中にダイレクトに当たるわけだが、さすがソフトと銘打ってあるだけあって違和感はほとんどない
- 結露はするのでリュック自体が濡れてしまうわけだが、ぶっちゃけ気になるレベルではない
- 冷却効果
- 全体が冷える感じではない。常に一点が覚まされるような感覚
- ただ一番効果を感じるのが歩いているとき。リュックが多少動くせいなのか、体を動かして血が動くからなのかはわからないが、つけていないときよりも明らかに発汗量が減った実感があった。
- その他
- 電車の中で前側に抱えた際、腹がダイレクトに冷やされてしまう点は危険かもしれない。棚に上げるなり手提げするなりしたほうが良さそう


総評
常にリュックで外を出回る場合は、試してみるのはありだと思う。
持続性と脱着がシンプルであるというのが、リュック保冷剤の最大のメリット。
デメリットとしてはリュックが厚くなる、重量が増える、結露対策が必要なことだろうか。リュックの中身に結露の水分が染み出さないよう、タオルで巻くなりリュックの内側にタオルを入れたりしてもいいだろう。
なお保冷剤方式は基本的に湿気による暑苦しさにはあまり効果がない気がする。風がある環境だと効果はありそう。
以上、この検証結果があなたの夏場の生活に役立てれば幸いです。
