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11 分
人差し指トラックボール探訪
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目次
1
概要
2
比較表
3
各機種レビュー
JOMAA EM03
ELECOM M-DT2DR
ELECOM M-MT2MRSABK
ELECOM M-DPT1MRBK
Kensington Orbit Fusion K72362JP
4
総評

概要#

EM03を購入し、それをメインにレビュー。
そして今まで使ってきた人差し指タイプのトラックボールについても評価してみる。

比較表#

  • 主な用途
    • ブラウジング、コーディング作業
  • 手の大きさ
    • 中指から手首まで約18cm
JOMAA
EM03
ELECOM
M-DT2DR
ELECOM
M-MT2MRSABK
ELECOM
M-DPT1MRBK
Kensington
Orbit Fusion 
価格
(2025年12月時点)
5000 4000 13000900012000
ソフトウェア無可可可普通
質感普通普通 チャチい普通 良
ボタン数5 85 85
クリック可普通可普通 良
ホイールの操作感普通 良普通 論外 難あり
ホイールクリック 軽すぎる普通可可無(サイドボタンの一種)
ボールの操作感普通普通可普通可
サイズ でかすぎる普通小さい 山が高い普通
フィット感 手に余る 良 手が余る普通普通
接続方式 専用レシーバー
Bluetooth
専用レシーバー専用レシーバー 専用レシーバー
Bluetooth
専用レシーバー
コスパ良 優 悪 ホイールがいい個体なら良 悪

各機種レビュー#

JOMAA EM03#

長所
  • 大きいボールでありながら価格に優れる
  • bluetooth接続可能であり、トラボ側のボタンで接続先を切り替え可能
短所
  • デカすぎ
  • ボタンが軽すぎる

所感
自分はアリエクにて3000円ほどで購入。今見ると5000円くらい。

同じような形でいろんなメーカーから出されているが、型番はどのメーカーでも全部同じという中華あるあるな製品。多分OEM生産なので、探すときは型番(EM03)で検索しよう。
かなりデカく、DPT1をすべて2倍にしたイメージ。ボールはDPT1と同じく44mm。

持ち運びには適さないが、Bluetooth接続が可能な上、DT2のように専用のUSBレシーバーもつく。

💡のボタンがLEDの切り替え、1 2 3の下のボタンで接続先切り替え
💡のボタンがLEDの切り替え、1 2 3の下のボタンで接続先切り替え

1番が専用レシーバー、2、3がBluetooth接続に割り当てられている。
この価格帯のトラボで、接続先を表示してくれるのは珍しい気がする。

LEDがボールの周りに設置されている。色のカスタムはできない。ゲーミング(遅)、緑、ピンク、ゲーミング(早)、消灯を切り替えられる。
クリックに必要な圧力がかなり低く、誤爆しやすい。中クリックで顕著。

ボール自体は可もなく不可もなく。しばらく操作していればDT2と同じような感覚にはなる。

傾斜をつけると手首が辛くなるので、平らな面で使用することをおすすめする

質感はあまり気になるような低さではない。

中クリックと右クリックを同時に3秒長押しすることでDPIが切り替わる。

・・・AutoHotKeyでアサインしそうな操作方法でわかりにくすぎる。説明書でも長い文章の中にサラッと書いてある程度なので注意。
バッテリーが少なくなると、ホイールのLEDが青く点滅する。結構鬱陶しい。

NOTE

amazonでも似たようなトラボが売られている。

LEDがない、底面のボタンが異なることからEM03とは別物だが、形状はそっくり
5000円ほどするわけだが、結局中華製品ではと思われる。

ELECOM M-DT2DR#

長所
  • コスパの高さ
  • サイズと機能のバランスに優れる
短所
  • 専用レシーバー接続

所感

メインとして使っているモデル。通算4機買っている。
サイズ感、操作性、価格のバランスに優れる。専用レシーバーでないと接続できないのが欠点。

耐久性は4、5年ほどなら使い続けられる。
劣化すると電源が不安定になったりする。

人差し指タイプで買うなら、こいつにしとけばまずハズレはないと思う。

ELECOM M-MT2MRSABK#

長所
  • コンパクトなので出先向き
短所
  • 機能に対して値段が見合わない
  • 操作性は良くはない

所感

コンパクトタイプ。価格は安く、出先向け。6000円以下で買った気がするのだが、今見ると倍以上値上がりしてて驚いた。
ボール自体はDT2と同じだが、本体が小さすぎるためにやや操作しづらい。

また出先向けではあるもののBluetooth未対応なため、微妙に不便な気がする。
安いだけあってチャチい印象が強いが、トラックボールとしての機能は十分。

少なくとも他のトラボと比べると操作性は確実に低いので、家でメインで使うような機種ではないだろう。

ELECOM M-DPT1MRBK#

長所
  • 多機能
  • 大きいボールによる操作性の良さ
短所
  • ホイールスクロールに問題あり

所感

ボールが大きく、クリックなどの操作性に優れ、チルトホイールもつく高機能さが売り。価格はそれなり。(2019年に6000円強で購入。2025年12月現在は9000円)
サイズはDT2とほぼ同じ(並べる前はこっちのほうがもっとデカイと思ってた)。高さはかなりある。
専用レシーバーか、Bluetoothで接続が可能。

ホイールが最大の問題点。実用に耐えないレベルの欠陥を持つ。

ホイールを動かしたときの感触と実際のスクロールがシンクロせず、ホイールを転がしきっていないのにスクロールしたり、転がしてもスクロールしないということが10回中3回は発生する。

ホイールのstlが公開されていたので、PLAで印刷して装着してみた。

ホイールスクロール自体は多少マシにはなるが、根本解決には至らず。光造形クラスの印刷精度が必要なのかも。
現状これだけでは1スクロールを正確に必要とする作業には使えない。
モデル自体はとてもいいと思うのだが、やはり本体側の欠陥が致命傷か。

Kensington Orbit Fusion K72362JP#

長所
  • 品質の良さ
短所
  • 高い
  • スクロールが独特
  • 機能はショボい

所感

ボールの外側にスクロールリングが設置されたもの。結構高い。(2023年に8000円くらいで購入。2025年12月現在では12000円)
専用ソフトはこの手のデバイスの中では比較的マシな方だが、拡張性に乏しい。

目玉のスクロールについても質感はいいのだが、フィードバックがなくかなり異質であることと、ボールと同時に使いづらいという特性から、印象としてはいまいち。肌に合わず使わなくなり、結局売ってしまった。

機能性に対して値段が見合わないというところで、コスパ評価は低くなった。

総評#

EM03はコスパには優れるが、出先には不向き。家で使う分には全然アリ。
ボディがデカすぎる点は改良の余地ありなので、ガワだけ自作してもいいかもしれない。

DT2はやはり家でも出先でも使える優秀な子。
M-MT2MRSABKは用途的に合えばOKだが、同じコンセプトならナカバヤシのヤツのほうがよさげ。それ以外は興味があればという程度でおすすめはしない。


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