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人差し指トラックボール探訪
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目次

1
概要
2
比較表
3
各機種レビュー
JOMAA EM03
ELECOM M-DT2DR
ELECOM M-MT2MRSABK
ELECOM M-DPT1MRBK
Kensington Orbit Fusion K72362JP
4
総評

概要#

test test

EM03を購入し、それをメインにレビュー。

そして今まで使ってきた人差し指タイプのトラックボールについても評価してみる。

比較表#

主な用途

ブラウジング、コーディング作業

手の大きさ

中指から手首まで約18cm

JOMAA
EM03
ELECOM
M-DT2DR
ELECOM
M-MT2MRSABK
ELECOM
M-DPT1MRBK
Kensington
Orbit Fusion 
価格
(2025年12月時点)
5000 4000 13000900012000
ソフトウェア普通
質感普通普通 チャチい普通
ボタン数5 85 85
クリック普通普通
ホイールの操作感普通普通 論外 難あり
ホイールクリック 軽すぎる普通無(サイドボタンの一種)
ボールの操作感普通普通普通
サイズ でかすぎる普通小さい 山が高い普通
フィット感余る余る普通普通
接続方式 専用レシーバー
Bluetooth
専用レシーバー専用レシーバー 専用レシーバー
Bluetooth
専用レシーバー
コスパ ホイールがいい個体なら良

各機種レビュー#

JOMAA EM03#

長所
  • 大きいボールでありながら価格に優れる
  • bluetooth接続可能であり、トラボ側のボタンで接続先を切り替え可能
短所
  • デカすぎ
  • ボタンが軽すぎる

所感 自分はアリエクにて3000円ほどで購入。今見ると5000円くらい。

同じような形でいろんなメーカーから出されているが、型番はどのメーカーでも全部同じという中華あるあるな製品。多分OEM生産なので、探すときは型番(EM03)で検索しよう。

かなりデカく、DPT1をすべて2倍にしたイメージ。ボールはDPT1と同じく44mm。

持ち運びには適さないが、Bluetooth接続が可能な上、DT2のように専用のUSBレシーバーもつく。

💡のボタンがLEDの切り替え、1 2 3の下のボタンで接続先切り替え
💡のボタンがLEDの切り替え、1 2 3の下のボタンで接続先切り替え

💡のボタンがLEDの切り替え、1 2 3の下のボタンで接続先切り替え

1番が専用レシーバー、2、3がBluetooth接続に割り当てられている。

この価格帯のトラボで、接続先を表示してくれるのは珍しい気がする。

LEDがボールの周りに設置されている。色のカスタムはできない。ゲーミング(遅)、緑、ピンク、ゲーミング(早)、消灯を切り替えられる。

クリックに必要な圧力がかなり低く、誤爆しやすい。中クリックで顕著。

ボール自体は可もなく不可もなく。しばらく操作していればDT2と同じような感覚にはなる。

傾斜をつけると手首が辛くなるので、平らな面で使用することをおすすめする

質感はあまり気になるような低さではない。

中クリックと右クリックを同時に3秒長押しすることでDPIが切り替わる。

・・・AutoHotKeyでアサインしそうな操作方法でわかりにくすぎる。説明書でも長い文章の中にサラッと書いてある程度なので注意。

バッテリーが少なくなると、ホイールのLEDが青く点滅する。結構鬱陶しい。

NOTE

amazonでも似たようなトラボが売られている。

LEDがない、底面のボタンが異なることからEM03とは別物だが、形状はそっくり

5000円ほどするわけだが、結局中華製品ではと思われる。

ELECOM M-DT2DR#

長所
  • コスパの高さ
  • サイズと機能のバランスに優れる
短所
  • 専用レシーバー接続

所感

メインとして使っているモデル。通算4機買っている。

サイズ感、操作性、価格のバランスに優れる。専用レシーバーでないと接続できないのが欠点。

耐久性は4、5年ほどなら使い続けられる。

劣化すると電源が不安定になったりする。

人差し指タイプで買うなら、こいつにしとけばまずハズレはないと思う。

ELECOM M-MT2MRSABK#

長所
  • コンパクトなので出先向き
短所
  • 機能に対して値段が見合わない
  • 操作性は良くはない

所感

コンパクトタイプ。価格は安く、出先向け。6000円以下で買った気がするのだが、今見ると倍以上値上がりしてて驚いた。

ボール自体はDT2と同じだが、本体が小さすぎるためにやや操作しづらい。

また出先向けではあるもののBluetooth未対応なため、微妙に不便な気がする。

安いだけあってチャチい印象が強いが、トラックボールとしての機能は十分。

少なくとも他のトラボと比べると操作性は確実に低いので、家でメインで使うような機種ではないだろう。

ELECOM M-DPT1MRBK#

長所
  • 多機能
  • 大きいボールによる操作性の良さ
短所
  • ホイールスクロールに問題あり

所感

ボールが大きく、クリックなどの操作性に優れ、チルトホイールもつく高機能さが売り。価格はそれなり。(2019年に6000円強で購入。2025年12月現在は9000円)

サイズはDT2とほぼ同じ(並べる前はこっちのほうがもっとデカイと思ってた)。高さはかなりある。

専用レシーバーか、Bluetoothで接続が可能。

ホイールが最大の問題点。実用に耐えないレベルの欠陥を持つ。

ホイールを動かしたときの感触と実際のスクロールがシンクロせず、ホイールを転がしきっていないのにスクロールしたり、転がしてもスクロールしないということが10回中3回は発生する。

ホイールのstlが公開されていたので、PLAで印刷して装着してみた。

ホイールスクロール自体は多少マシにはなるが、根本解決には至らず。光造形クラスの印刷精度が必要なのかも。

現状これだけでは1スクロールを正確に必要とする作業には使えない。

モデル自体はとてもいいと思うのだが、やはり本体側の欠陥が致命傷か。

Kensington Orbit Fusion K72362JP#

長所
  • 品質の良さ
短所
  • 高い
  • スクロールが独特
  • 機能はショボい

所感

ボールの外側にスクロールリングが設置されたもの。結構高い。(2023年に8000円くらいで購入。2025年12月現在では12000円)

専用ソフトはこの手のデバイスの中では比較的マシな方だが、拡張性に乏しい。

目玉のスクロールについても質感はいいのだが、フィードバックがなくかなり異質であることと、ボールと同時に使いづらいという特性から、印象としてはいまいち。肌に合わず使わなくなり、結局売ってしまった。

機能性に対して値段が見合わないというところで、コスパ評価は低くなった。

総評#

EM03はコスパには優れるが、出先には不向き。家で使う分には全然アリ。

ボディがデカすぎる点は改良の余地ありなので、ガワだけ自作してもいいかもしれない。

DT2はやはり家でも出先でも使える優秀な子。

M-MT2MRSABKは用途的に合えばOKだが、同じコンセプトならナカバヤシのヤツのほうがよさげ。それ以外は興味があればという程度でおすすめはしない。


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人差し指トラックボール探訪
https://fuwari.vercel.app/posts/index-finger-trackball-compare-review/
作者
ワトラワ
公開日
2025-12-13
ライセンス
CC BY-NC-SA 4.0