概要
上記でwindows updateを施してなんとか復元した後、そういえば今年win10サポートが切れるということを思い出し、今の自分のPCが対応できるのかを確認し、アップデートの準備を整えることにした。
対応したこと
- TPMの有効化
- MBRディスクからGPTディスクへの変換
- UEFIブート設定
- マザボのファームウェアアップデート
現況調査
マザボの情報を調べてみるとTPMには対応しているらしいので、ハードウェア面ではもんだいなさそうであった。
そしてwin11診断ツールを実行し、レガシーブートであること、tpm2.0が無効であることを確認した。
この設定になっていることについては覚えがあった。
- 自分のCドライブはwindows7から代々ストレージを移し替え続けて使ってきていたもので、今のPCを組み上げた際、デフォルト設定のUEFIモードでは起動できず、無効化してブートできるようにしていた。
- TPMについてはよくわからんセキュリティ強化的なものと認識し、個人の自宅のデスクトップPCにそんなもんいらんしトラブルの元になりそうということで無効にしていた。
レガシーブートについては後で調べておこうと思って早5年。今まで放置されっぱなしだった課題が今になって表面化したわけである。
対処方法
BIOSにてTPMの有効化とUEFIモードを有効化すればいい、というのは前提として、後者のUEFIで起動するにはストレージに対してある処置を施す必要がある。
ディスク形式の変換
といってもやることは簡単。コマンドラインでコマンドを実行して再起動するだけ。
今回のような古いWindows OSから使い続けているドライブは、たいていMBRディスクというものになっている。ブートできるようにするためのUEFIではGPTディスクでないと起動できない。
MBRからGPTに変換するためのコマンドとなる。
(実際の変換処理は再起動の過程で行われるっぽいので、実質的には予約コマンドか?)
まずは管理者PowerShellでdiskpartコマンドを実行し、変換対象のディスク番号を調べる
DISKPART> list disk
ディスク 状態 サイズ 空き ダイナ GPT ### ミック ------------ ------------- ------- ------- --- --- ディスク 0 オンライン 465 GB 1024 KB
DISKPART> exitディスク0が対象なので、ディスク番号は0となる
続いて変換可能かを確認するコマンドを実行
mbr2gpt /validate /disk:0 /allowFullOS/disk:0 の数字の部分をディスク番号にする。
Validation completed successfullyと表示されれば成功。
そして変換コマンドを実行し、再起動する。
mbr2gpt /convert /disk:0 /allowFullOSBIOS設定変更
再起動時にBIOSに入る。
X570のBIOSでは以下でTPMとブートモードを変更できる
TPM設定


UEFI起動設定



そして設定保存時にbitlocker使ってる場合は鍵のバックアップ取っとけよ的な警告が出る。
使ってないならOKで進めていい。
変更後の確認
msinfo32でBIOSモードがUEFIに、セキュアブートが有効になっていることを確認。

そしてWindows Updateを確認し、Win11の表示を確認できた。

その後、ファームウェアアップデート
win11への準備を整えた後、ほぼ1日置きにブルスクでPCが落ちる事象が発生。(KP41)
ネットを調べてみると、ファームウェアが古いとカーネルが落ちるという情報を発見。
ASUS公式から最新のファームウェアを落とし、SDカードにコピーしてBIOSからファームウェアアップデートを実行

更新後の再起動で、見慣れない画面が表示された。


どうやらTPMの鍵の値が変わるらしく、バックアップ取らないと起動できなくなるかもしれないという警告らしい。BIOSで出てきたメッセージと似たような内容である。
真っ黒のフルスクリーンに赤文字警告なのでなかなか恐ろしかったが、bitlockerを使っていないのでYで進めて、問題なく起動できた。
そして起動後1日経過してもブルスクは起きず、無事問題は解決した。
総評
ファームウェアのアップデートを一緒にやらなければならないというところだけ気をつければ、X570でのWin11対応はさほど難しくない。
ひとまずすぐにWin11にはしない。10月までは様子見する。
他の問題としては、このPCもいつまで使い続けるかはわからないというところか。
無償アップデートを受け取ってからPC買い替えという選択肢もありだろう。